松屋銀座でパターンオーダースーツを注文したお話し
今回は、松屋銀座でオーダースーツを作ってきたというお話しです。
我が家は、毎年夏冬のボーナスでスーツを作りに行きます。
最近は麻布テーラーにお世話になっていましたが、前々から気になっていたのが松屋銀座のセミオーダースーツ。
松屋銀座のメンズファッションと言えば、カリスマバイヤーで有名な宮崎俊一氏。
メンズファッションに精通し情報発信されている方は沢山いらっしゃるかと思いますが、宮崎氏の著書「成功している男の服装選びの秘訣」は、個人的に非常に参考になりました(好感度の高い休日ファッションについて説明した内容です)。
宮崎氏も参加し、マツヤメンズクラブという会員組織を松屋銀座が立ち上げ、パターンオーダースーツの取り組みを強化する。
といったニュースを見て気にはなっていたものの、なかなか伺う機会がなかったのですが、今回初めてお邪魔することが出来ました。
9割の人が間違った買い物をしている 成功している男の服選びの秘訣40 (講談社の実用BOOK)
今回、写真はありません。。。
(写真撮っていいですかとなかなか言えないのです。)
以下の流れでオーダーしました。
時間は約1時間です。
〇生地選びからスタート
まずは、お店に伺う日時をネットで予約(会員登録が必要な専用サイト)。
当日、松屋銀座5FにあるATELIER MADE(アトリエメイド)へお邪魔します。
ATELIER MADE(アトリエメイド) - ブランド検索 | 松屋銀座
受付後、まずは生地選びからスタート。
店舗奥の生地を並べた別室で生地選びをスタート。
一般的に、生地は番手(細さ)で値段は変わり、パターンオーダーの場合、バンチブックを見ながら生地を決めることが多いと思いますが、 今回利用した松屋のパターンオーダースーツは、5万円、7万円、10万円と値段毎に生地が分かれ、更に生地ブランゴ毎に選べるようになっていました。
バンチブック一冊の中でも番手の違いや織り等で価格がまちまちですが、こちらは値段帯の中から生地を選ぶようです。予算を決めてのスーツ購入なら、このシステムの方が目移りせず良いかも知れません。
今回は初回ということもあり5万円の価格帯から生地を探します。
ここ最近、ネイビーの生地を選ぶ事が多かったことや、これからの季節を考えグレー系の生地にしました。生地ブランドはイタリア製のロロ ピアーナとなりました。
〇スーツのデザインを決める
生地選びが終わると、場所を変えテーブルでデザインを決めます。
パターンオーダーなので、このあたりはシステマチックに進んでいきます。
流れは、デザイン(ボタン、ベント(スリット)、ポケットの配置等)、裏地、ボタン、ステッチ有無について順番に決めていきます。
今回は、オーダーした内容は、
- ジャケットデザイン:シングル2つボタン
- 背面:サイドベンツ
- 裏地:総裏、カラーはブラウン
- ボタン:水牛ボタン、カラーは黒系
袖ボタンは4ツ重ね本切羽 - パンツ タック:ノータック
- パンツ 脇ポケット:斜め
- パンツ 裾口:シングル
- パンツ ポケット:右ボタン
といった感じです。
ボタン、裏地の種類はそれほど多くなく、各項目10~20種類程度でしょうか。
少ない数量なので、生産側はコスト削減、オーダー側は迷うことが少ないといったメリットがありますね(笑)
〇採寸するよ
鏡の前で採寸していきます。手慣れた様子で上から順番に図っていきます。
足回りは、ひざ下から少しテーパードを利かせて、スリムな印象となるようにしました。自分の考えをある程度反映させることが出来るのが、オーダーシステムのいいところですね。
また、パンツの丈は、少し前まではかかとが隠れるまでの長さだったようですが、最近はかかとが半分隠れる程度と少し短いのがトレンドのようです。
最後に、既製服を着用し、計測したサイズとの差異を確認する計測をします。実際にジャケットを羽織ることで計測したサイズとのズレを確認するようです。
〇納品は約1か月後
計測が終わるとお会計で終了です。お値段は55,000円。
選択した生地や裏地、ボタン、本切羽など、他店なら有料オプションも全て入ってこのお値段は、満足度の高いオーダーでした。
納品は約1か月後、出来上がりが楽しみです♪
次は、スーツが出来上がると次はシャツとシューズを購入する予定です。